今年の春、クリエイターズ!エンタテインメントを創刊。
なんやかんやで4号まで発刊することができました。
僕自身、やろうと思ったきっかけ、つまり、これがこのメディアの理念になるんですけど、「クリエイターがクリエイターとして自立していける社会を創る」を実現したかったからです。
音楽や、映像、舞台やイラスト、僕の周りにはクリエイティブなことに専業するたくさんの友人、知人がいるけど、そのライフスタイルはまさに「身を削る」というにふさわしいもの。
ただ、夢を追うとは違う、ライフスタイルとしてのクリエイターという存在が多くある。
そして、それだけでは、食べていけない人がほとんどです。
僕は個人的に、他のメンバーと違って、それだけで食べていけるようになれば良いなんてことは思っていません。
(クリエイターズ!エンタテインメント、略して「クリ!エン」は考え方が結構バラバラ(笑))
そもそも需要と供給のバランスが崩れている「業種」であるのだから、本来の事業者なら撤退するような世界。それだけで食べていけるようにする!なんて大口はたたけません。
ただ、何が特殊かって、その「撤退」が精神衛生上できない人たちがほとんどなんです。
「音楽はもう仕事にならないから飲食に転職するか!」
そんなふうに思えるミュージシャンなら生きていけるだろうけど、結局、音楽ヤメるくらいなら・・・とかなんとかで、人生を投げ打ったりしてしまう人もいる。
クリエイターの場合、それなくしては自分ではなくなるというほどのアイデンティティになってしまっていることが多い。
そういう部分を汲んで、ならば、どう生きていくか?ということを一緒に探していきたい。
そんなことを大真面目に語っていた仲間とこうやってフリーマガジンを発行するに至っていったわけなんです。
僕自身、音楽と芝居に明け暮れ、今でも、舞台演出、ライヴを続けている中、PR会社を運営しています。また、ファイナンシャルプランナーとしても、ライフスタイルの相談をうけたりすることもある。
もっと、現実的に、クリエイターとして生きていくこと。
僕自身はそれができているわけではないです。
だからこそ、探していきたい。このクリエイターのためのクリエイターによるクリエイターが創るフリーマガジン「クリエイターズ!エンタテインメント」を通して!