くわのあかねこ【クリエイター紹介】

小田原市在住のイラストレーター/はんこ作家/着物コーディネーター/料理人

さらに詳しい情報は、作家サイトにてご覧ください。→こちらです。

★☆以下、本紙Vol.10掲載の記事です☆★

にこにことした優しい雰囲気が印象的なあかねこさん。

デザイン科を出た後、グラフィックデザイナーとしてスタートしました。
雑誌やチラシのデザインを続けるうちに、「自分は、やっぱり絵が描きたい!」と思うように。
思い切ってデザイン事務所を辞めたのもこの頃。アルバイトをしながら、フリーイラストレーターの道を進むことに。
しかし、現実はそんなに甘くありませんでした。
「手描きでイラストを描く時代から、パソコンで描く時代の過渡期に差し掛かったころです。パソコンを使わないと世の中のテンポに合わないことに気付き、やむなく私もパソコンで絵を描くことを憶えました。そのお陰で仕事もいただくことができましが、けれど、なんだかしっくりこないところはありました」
アルバイトをしながらイラストレーターを続けていたそんな折、住んでいた東京の実家の建て替え話が持ち上がります。
「少し身体を壊したのもあって、住む環境を変えてもいいかもしれないな、と思うようになりました。幸い、新生活を行えるだけの余力もあったので、新しい環境に飛び込んでみることにしたんです」
選んだ先は神奈川県小田原市。ほどよい都会感と、ほどよい田舎感が、とても気に入ったのだとか。

知り合いも少ない中でのスタート。自分の「やりたい」と思ったインスピレーションを頼りにさまざまなところへ顔を出していったそうです。
「平塚市美術館が開催していたワークショップのボランティアスタッフや、面白そうだなと思ったイベントには積極的に顔を出すようにしました。そのうち、ありがたいことにぽつぽつと、知り合いができて、少しづつですが一緒にイベントをやらない?と声をかけてもらうようになりました。うれしかったですね」と、笑顔を見せます。

もう一つの転機は、料理人としての道が開いたこと。国府津にあった「チャルカフェ」さんから夜の飲食営業をやってみない?と誘われ、限定した日にちでお店をオープン。
現在の「赤猫食堂」につながる大きなきっかけとなった出来事でした。
「もともと、東京の世田谷区に住んでいた際、自宅に友人知人を呼んで、ホームパーティーをよく開いていました」
料理をするのが好きで今はブラジルとベトナム料理をベースにした創作料理を大磯のいろいろカフェで「赤猫食堂」を期間限定でオープン。「世界を旅するように食事を楽しむ」をコンセプトに、ファンも少しづつだが増えているのだとか。
「面白そう!と思って料理をつくっているうちにだんだんやれるようになってきたんです。人生なんて、そんな「カンチガイ」の連続かもしれないって思うんです(笑)」

今では、イラストレーターの枠を飛び越え、料理人、またはんこ作家と多彩な顔を持つあかねこさん。茅ヶ崎市では子どもたち相手に、アートを教える講師の面も持っています。

クリエイターという職業に就くためには、何が一番必要ですか?と聞くと、
「自分の気持ちが高揚する、ワクワクする感覚を大切にすること。そして、そのサインを見逃さずに仕事につなげることかなと思います。イラストを描くのも、料理をつくるのも、はんこを彫るのも、着付けをするのも私にとってはすべて「やりたいこと」という意味では全部おなじことなんです」
「ただ、続けていくにはやはり大変なこともあります。自分を取り巻く環境がたとえ悪いときでも腐らないことですね。そして、どんな仕事でも、プロの意識を捨てないこと。クリエイティブな仕事に対しての相場を下げないことです。
さらに言えば、これからクリエイターを目指す若い人が生活できるだけの相場を守っていくことも大切だと考えます。私はおかげさまで、良いご縁と、周りの方たちに恵まれて、好きなことを続けられています。これからも、いろんなことにチャレンジしていきたいです」

笑顔でパワフルに語るあかねこさん。その生きざまが、みなさんの心に残る作品をつくる原動力だと感じました。今後もあかねこさんの活動をどうぞお楽しみに!

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